単一年の収穫ブドウを用いたトゥニーポートです。 収穫年は1900年、瓶詰めはラベルに見られるよう1947年です。2000年に100年記念として日本に輸入されたもので、輸入会社から直接購入し、自宅セラーに寝かせてありました。残念ながら下段だったためカビが入ってしまい、木箱も少し傷んでいますが、液面は写真の中で指刺してある通り、高い位置にあります。 生産者　アントニオ・ボルヘス　 (当時のキンタ・ジュンコ醸造所とポルヘス&イルマン銀行のオーナーだった人物) 醸造所名　キンタ・ジュンコ アントニオ・ボルヘスが、自分の楽しみのために樽のまま熟成させておいたポートを、1947年にキンタ・ジュンコで瓶詰め。彼の死後は三人の娘に財産分与され、1982年にリコルクされました。のちに子孫たちにより販売され、2000年に日本のオーデックス社が輸入。同年私が購入し、フォルスターのセラーで保存していました(写真6枚目)。手でラベルを抑えている写真が3枚目にありますが、本来は箱の蓋の裏に貼ってあったものです。ボトルに貼ってあったものが外れたのだと勘違いしましたが、正しくは箱の裏でした。ちなみにイギリスで売られているネット上の写真(7枚目)を添付いたします。本来の位置と、このラベルに関しては、カビのように黒く見えるのは初めからのデザインです。 種類···フォーティファイドワイン 種類···ポート　コルヘイタ